講師紹介 Introduction of professors

マスタークラス講師陣 Faculty (Master Classes)

ヴァイオリン Violine

マーティン・ビーヴァー Martin BEAVER

©Shayne Gray

マーティン・ビーヴァー Martin BEAVER
元東京クヮルテット第一ヴァイオリン
ロサンゼルス・コルバーンスクール教授

有名な霧島国際音楽祭に初めて参加することを大変嬉しく思います。皆さんには4回のレッスンを受けるとともに、たくさん聴講して戴きたいと思います。クラスコンサートも行います。レッスンでは、自然で効率的なテクニックを取得し、音域、色、表現を開拓し、有意義かつダイナミックに演奏することに焦点を当てます。フレンドリーでオープン、お互い協力し合える雰囲気を作りたいと思います。のどかな霧島の地で一緒に学べることを楽しみにしています!

フランク=ミヒャエル・エルベン Frank-Michael ERBEN

フランク=ミヒャエル・エルベン Frank-Michael ERBEN
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 第一コンサートマスター
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団 第一ヴァイオリン

初めて有名な霧島国際音楽祭に参加できることは大きな喜びであり名誉です。私は、ゲヴァントハウス管弦楽団の第一コンサートマスターとして30年以上、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団の第一ヴァイオリンとして26年の経験があります。オーケストラおよび室内楽奏者としての私の経験を伝えるソロのレッスンを中心に、受講生の皆さんに、世界トップのオーケストラでの地位を達成するために、今何をすべきかをお伝えすることが特に重要と考えています。

藤原 浜雄 Hamao FUJIWARA

©尾形 正茂

藤原 浜雄 Hamao FUJIWARA
桐朋学園大学特任教授
東京音楽大学客員教授
元読売日響首席ソロ・コンサートマスター

期間中に1人あたりレッスンを4回は行うように心がけています。基本的に1対1の個人レッスンですが、他の受講生のレッスンを見ることも良い勉強になるので、できるだけ聴講してもらうようにしています。クラスの雰囲気はとてもアットホームで、最後には、それぞれが期間中の成果を発表するクラス・コンサートを行っています。限られた2週間の中で、できるだけ多くのことを学び、これから楽器を勉強し、優れた音楽家に成長していく上で何かヒントになるようなことを1つでも見つけて帰ってもらいたいと思っています。

ヴィオラ Viola

磯村 和英 Kazuhide ISOMURA

磯村 和英 Kazuhide ISOMURA
元東京クヮルテット ヴィオラ奏者
桐朋学園大学 特任教授
サントリー室内楽アカデミー・ファカルティ

5年程前に日本に永住を決めた私は、海外でも評判の高い霧島国際音楽祭に初参加させて頂く事になり、大変楽しみにしております。二週間、都会の雑踏を離れ、集中的にヴィオラと音楽に向き合いましょう。それが受講者皆様の将来の大きな成長のきっかけになれたら幸せです。

チェロ Cello

堤 剛 Tsuyoshi TSUTSUMI

©鍋島 徳恭

堤 剛 Tsuyoshi TSUTSUMI
当音楽祭音楽監督
サントリーホール館長
桐朋学園大学特命教授
芸術院会員

チェロクラスをより充実させ受講生の方々により多くの事を学び、幅広い経験を積んで頂きたいという考えのもと、チェロクラスは一つの大きなクラスとして機能し、イ先生、私を中心にして田中、菊地、ホワン先生からレッスンを受ける事が可能です。多角的な面からチェロ奏法、音楽解釈、キャリアビルディング等を学んで頂きたく思っています。基本的にクラスの形は欧米でのマスタークラスと同じオープンクラス形式です。自分自身がレッスンを受ける時だけでなく、他の受講生のレッスンを聴講する事によってより豊かな体験となり、日本語だけでなく韓国語、英語、ひょっとすると他の言語も混じったとてもインターナショナルな雰囲気をも味わえます。真に国際音楽祭に相応しいクラスになっていると言って良いでしょう。可能な限り自分を磨き、出来るだけ多くの事にチャレンジしてみて下さい。

イ・カンホ Kangho LEE

イ・カンホ Kangho LEE
韓国芸術総合大学教授

霧島国際音楽祭で、素晴らしいチェロの先生たち、特に、チェリストとして教育者として私の模範でありインスピレーションを与えてくれる堤先生と一緒に、合同クラスを持てることは、大いなる栄誉です。チェロクラスは、オープンクラス形式の大きなクラスですので、互いに学びあう場となり、参加者が国際音楽祭ならではの多文化を体験し、オープンで成熟した音楽家として成長する役に立つでしょう。霧島国際音楽祭で素晴らしい仲間と有能な生徒と一緒に働くことを大変楽しみにしています。

音楽祭参加のチェリスト(田中雅弘、菊地知也ほか)のレッスンも受けられる場合があります。

ピアノ Piano

シプリアン・カツァリス Cyprien KATSARIS

©Carole Bellaiche

シプリアン・カツァリス Cyprien KATSARIS
稀代のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト
ジョルジュ・シフラ・コンクール最優秀賞

私はオフィシャルには教授ではありませんが、マスタークラスの間に若いピアニストの力になれるのは嬉しいことです。霧島国際音楽祭では特に!受講生の手の中にすぐに上達が見て取れること、そして音楽の本質としてのピアノ演奏の仕組みを受講生が理解できるよう助けることは、私にとって非常に重要なことです。私は皆さんに、技術的問題をどのように直ちに解明するかをお見せします。それにかかる時間が30秒なのか、あるいは30分なのかも知れませんが。私は時に若いピアニストのことを、生徒というより仲間と見なすことがあります。私は何も押し付けることなく解釈の選択肢を提案し、違う選択にも喜んで耳を傾けます。結局のところ、音楽は様々な解釈を許容しているのですから、私が目指すのは、若いピアニストの希望に従ってその能力を最大限に伸ばせるよう貢献することです。結局、若者とは成長し花を咲かせることが必要な花なのですから!

エリソ・ヴィルサラーゼ Eliso VIRSALADZE

エリソ・ヴィルサラーゼ Eliso VIRSALADZE
モスクワ音楽院教授
フィエーゾレ音楽大学教授
シューマン国際コンクール優勝

ムーティやテミルカーノフを始めとする著名な指揮者が熱い信頼を寄せる世界的大ピアニスト。ルービンシュタイン、チャイコフスキーなどの著名な国際コンクールの審査員も務める。門下からはボリス・ベレゾフスキー、アレクセイ・ヴォロディンなど世界のトップクラスのアーティストを輩出。
「霧島に戻れることは私にとって大きな喜びです!受講生がよく準備し、弾きこんだ曲を、さらに掘り下げて解釈を深め、それぞれの音楽的表現を引き出せるよう、手助けしたいと思います。期間中に受講生ひとりにつき4回のレッスンを行い、講習会の最後には選抜した受講生によるクラス・コンサートを行う予定です。」

青柳 晋 Susumu AOYAGI

青柳 晋 Susumu AOYAGI
東京藝術大学 教授

伝統ある世界的な音楽祭・マスタークラスに講師として初めて参加させていただく事になり、光栄に思います。普段とは違った環境で集中的に、密度の濃い音楽的な時間を一緒に過ごす事が出来れば幸いです。皆さんの手掛ける曲についてはもとより、受講される方がそれぞれアーティストとしてより高いステップを目指すヒントを共に考えていきましょう。音楽家を目指す皆さんとお目にかかれるのを楽しみにしています。

フルート Flute

ヘンリク・ヴィーゼ Henrik WIESE

ヘンリク・ヴィーゼ Henrik WIESE
バイエルン放送交響楽団首席奏者

私のマスタークラスでは、あらゆる国の受講生の参加を歓迎します。音楽的色彩とアーティキュレーションを伸ばすことによってフルートの表現能力を発見するべく、好奇心をいっぱいにして来てください。モーツァルトの協奏曲での古典的なカデンツァの作曲方法を学ぶことができます。オーケストラ曲の抜粋はもちろん、普通のフルートのレパートリーにも取り組めます。一緒に演奏するフルート・アンサンブルの楽譜もいくつか用意します。

ホルン Horn

日髙 剛 Takeshi HIDAKA

©masato okazaki

日髙 剛 Takeshi HIDAKA
東京藝術大学准教授
国立音楽大学講師
名古屋音楽大学客員教授
元NHK交響楽団ホルン奏者

ホルンを演奏する上で必要な表現力やアンサンブル能力が少しでも向上できるよう、基礎練習や音楽表現からのアプローチだけでなく、楽器の構え方や口腔内の状態、姿勢と呼吸の関係といった身体的なアプローチからも取り組みます。この双方向のアプローチが重要であると考えています。個人レッスン(1人あたり30分を期間中3~4回ほど実施)が基本ですが、グループで受講生同士の演奏をお互いに聴きながら、クラスの「和」を大切に伸び伸びとした雰囲気を心がけています。大自然に囲まれた霧島にて、ゆったりと充実した時間を共に過ごしませんか?

ソロクラスと室内楽の同時受講可能! 複数の講師がレッスンします。

室内楽 Chamber music

練木 繁夫 Shigeo NERIKI

ピアノ
練木 繁夫 Shigeo NERIKI

桐朋学園大学教授、国立音楽大学招聘教授、相愛学園大学客員教授
エリザベト音楽大学非常勤講師、元インディアナ大学教授
サントリー室内楽アカデミー・ファカルティ

松原 勝也 Katsuya MATSUBARA

ヴァイオリン
松原 勝也 Katsuya MATSUBARA

東京藝術大学教授
元新日本フィル コンサートマスター

田中 雅弘 Masahiro TANAKA

チェロ
田中 雅弘 Masahiro TANAKA

東京都響首席奏者
チャイコフスキー・コンクール・ファイナリスト、ディプロマ受賞
当音楽祭第1回修了生

ソリストと室内楽奏者が区別されていた時代は遠く去り、未来を担う音楽家にとって、今や室内楽は、ソロ、コンチェルトと同様に極めなくてはならない分野です。私たちが音楽的経験の中で培ってきたものを伝えるだけでなく、皆さんからもいろいろな意味で刺激をもらい、共に高め合えるような素晴らしい2週間にできたらと心より願っています。ソロクラスを受講する方も室内楽クラスの受講ができますので、是非たくさんの方にご参加頂きたいと思います。