講師紹介 Introduction of professors

マスタークラス講師陣 Faculty (Master Classes)

ヴァイオリン Violine

スヴェトリン・ルセヴ Svetlin ROUSSEV

©Julien Benhamou

スヴェトリン・ルセヴ Svetlin ROUSSEV
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター
パリ国立高等音楽院教授

霧島への参加は2回目となりますが、前回の体験がとても素晴らしく、再び参加するのをとても楽しみにしています。各受講生には、個人またはグループレッスンを少なくとも4回受けてもらい、国際コンクール、試験、オーケストラのオーディション、コンサートの準備ができるようにします。私のレッスンは公開になりますので、参加者には是非お互いのレッスンを聴いて、この出会いからできるだけ多くのものを吸収していただきたいと思います。必要に応じて基礎から細部にわたり指導し、皆さんの演奏技術と音楽家としての才能を引き上げ、アカデミーの終わりに行うクラス・コンサートでその成果が発揮できるようにしたいと思います。

藤原 浜雄 Hamao FUJIWARA

藤原 浜雄 Hamao FUJIWARA
桐朋学園大学院大学教授・研究科長
東京音楽大学客員教授
元読売日本交響楽団首席ソロ・コンサートマスター

期間中に1人あたりレッスンを4回は行うように心がけています。基本的に1対1の個人レッスンですが、他の受講生のレッスンを見ることも良い勉強になるので、できるだけ聴講してもらうようにしています。クラスの雰囲気はとてもアットホームで、最後には、それぞれが期間中の成果を発表するクラス・コンサートを行っています。限られた2週間の中で、できるだけ多くのことを学び、これから楽器を勉強し、優れた音楽家に成長していく上で何かヒントになるようなことを1つでも見つけて帰ってもらいたいと思っています。

ナイユアン・フー Nai-Yuan HU

ナイユアン・フー Nai-Yuan HU
エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝
元ハートフォード大学ハート音楽院教授
数々の著名なヴァイオリン・コンクールの審査員
台湾コネクション及びTCチェンバー・オーケストラ音楽監督


今回初めて霧島国際音楽祭に参加させていただけることを、心より嬉しく思っています。私のクラスでは、プライベート・レッスンと皆が参加するオープン・クラスを行う予定です。
仲間の受講生を聴講することは、先生のレッスンと同じくらい大事なことです。
私が師事した故ジョーゼフ・ギンゴールド氏は、音楽への情熱をもって私たちを励まし、彼の先生であったイザイや過去の偉大な音楽家たちとのつながりを与えてくれました。
このバトンを今、私が皆さんに繋げたいと思っています。
バッハの無伴奏作品の解釈で、バロック弓を使ってみて、皆さんと18世紀におけるバロックの演奏スタイルを共有することも考えています。

ヴィオラ Viola

店村 眞積 Mazumi TANAMURA

店村 眞積 Mazumi TANAMURA
フィレンツェ市立歌劇場管弦楽団首席奏者、読売日本交響楽団ソロ首席奏者、NHK交響楽団ソロ首席奏者を歴任
現在東京都交響楽団特任首席奏者、京都市交響楽団ソロ首席奏者
東京音楽大学教授

クラスの人数は、少数制で1人1人集中的にレッスンができるようにしています。ヴァイオリンからヴィオラに転向する人もいますが、そもそもヴァイオリンとヴィオラは、根本的に異なる楽器です。このような生徒さんには、楽器の構え方や弓の持ち方など、基礎の基礎から地道にレッスンを行っています。音楽祭期間中、可能な日は出来る限りレッスンを行い、限られた2週間の中で、しっかりと基礎を学んで帰ってもらえるような指導を心がけています。

チェロ Cello

堤 剛 Tsuyoshi TSUTSUMI

©鍋島 徳恭

堤 剛 Tsuyoshi TSUTSUMI
当音楽祭音楽監督
サントリーホール館長
桐朋学園大学特任教授
芸術院会員

チェロクラスをより充実させ受講生の方々により多くの事を学び、幅広い経験を積んで頂きたいという考えのもと、チェロクラスは一つの大きなクラスとして機能し、イ先生、私を中心にして田中、菊地、ホワン先生よりもレッスンをして頂く事が可能です。多角的な面からチェロ奏法、音楽解釈、キャリアビルディング等を学んで頂きたく思っています。基本的にクラスの形は欧米でのマスタークラスと同じオープンクラス形式です。自分自身がレッスンを受ける時だけでなく、他の受講生のレッスンを聴講する事によってより豊かな体験となり、日本語だけでなく韓国語、英語、ひょっとすると他の言語も混じったとてもインターナショナルな雰囲気をも味わえます。真に国際音楽祭に相応しいクラスになっていると言って良いでしょう。可能な限り自分を磨き、多くの事にチャレンジしてみて下さい。

イ・カンホ Kangho LEE

イ・カンホ Kangho LEE
韓国芸術総合学校教授、同大学文化芸術教育センター長

霧島国際音楽祭で、素晴らしいチェロの先生たち、特に、チェリストとして教育者として私の模範でありインスピレーションを与えてくれる堤先生と一緒に、合同クラスを持てることは、大いなる栄誉です。チェロクラスは、オープンクラス形式の大きなクラスですので、互いに学びあう場となり、参加者が国際音楽祭ならではの多文化を体験し、オープンで成熟した音楽家として成長する役に立つでしょう。霧島国際音楽祭で素晴らしい仲間と有能な生徒と一緒に働くことを大変楽しみにしています。

◇チェロクラスについて

音楽祭の会期中、各受講生は5回のレッスンを受けます。全ての受講生は主に堤剛先生のレッスンを受け、イ・カンホ先生のレッスンも受けます。音楽祭に参加しているチェリスト(田中雅弘、菊地知也、ほか)のレッスンを受けられる場合もあります。全受講生が演奏するクラスリサイタルも行う予定です。

ピアノ Piano

ダン・タイ・ソン DANG Thai Son

©樋崎 香

ダン・タイ・ソン DANG Thai Son
ショパン国際ピアノコンクール優勝
多数の名高い国際ピアノコンクールの審査員
モントリオール大学客員教授

霧島国際音楽祭のマスタークラスは日本と海外の受講生両者の音楽が、素晴らしい自然環境の中で実際に出会い、語り合い、感じ合うことができる貴重な場です。私のクラスでは45分のレッスンを受講生それぞれに少なくとも4回行い、レッスンは全て聴講自由としています。期間中、様々なコンサートで演奏できる機会があり、またマスタークラスの最後にはクラス全員参加のクラス・コンサートを行います。

エリソ・ヴィルサラーゼ Eliso VIRSALADZE

エリソ・ヴィルサラーゼ Eliso VIRSALADZE
モスクワ音楽院、フィエーゾレ音楽大学大学院(イタリア・フィレンツェ)教授
シューマン国際コンクール優勝
チャイコフスキー国際コンクール第3位

ヴィルサラーゼは、ムーティやテミルカーノフを始めとする著名な指揮者が熱い信頼を寄せる世界的大ピアニスト。ルービンシュタイン、チャイコフスキーなどの著名な国際コンクールの審査員も務める。門下からはメルニコフ、ベレゾフスキーなど世界のトップクラスのアーティストを輩出。「霧島に戻れることは私にとって大きな喜びです!受講生がよく準備し、弾きこんだ曲を、さらに掘り下げて解釈を深め、それぞれの音楽的表現を引き出せるよう、手助けしたいと思います。期間中に受講生ひとりにつき4回のレッスンを行い、講習会の最後には選抜した受講生によるクラス・コンサートを行う予定です。」

若林 顕 Akira WAKABAYASHI

©Wataru Nishida

若林 顕 Akira WAKABAYASHI
エリザベート王妃国際コンクール第2位
桐朋学園大学特任教授
国立音楽大学招聘教授

霧島の雄大な自然の中で、音楽に没頭する2週間を過ごしてみませんか?ピアノという楽器の可能性を、一緒に見つけましょう。4~5回のレッスンを行い、最後には2週間の成果をお互いに披露し合うクラス・コンサートも行います。仲間のレッスンを聴講する事もたいへん有益です。音楽祭が終わってもピアニストとしていかせる事を学ぶ場にしていただければ嬉しいです!

フルート Flute

ポール・エドモンド=デイヴィス Paul EDMUND-DAVIES

ポール・エドモンド=デイヴィス Paul EDMUND-DAVIES
元ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団首席奏者
現在、英国王立音楽院、王立北部音楽大学 教授

私のクラスでは、個人レッスンとグループレッスンを、可能な限り多く組みたいと思います。やるべきことはたくさんありますが、やりがいのある実り多いクラスになると思います。外の世界は非常に厳しく目まぐるしい変化を遂げ、生き残るのは大変なことです。2週間の発見の過程で、音の響きや指の技術、アーティキュレーションや音程について取り組んでいきます。そこで習った事をソロやオーケストラのレパートリーに応用していきます。大変な作業ではありますが、すべてを一つにまとめ上げるのはとてもすばらしいことですし、2週間が終わったときには皆さんがフルートに対する理解を深めているだろうと期待しています。そして確実にそうなるようにするのが、私の務めだと考えています!

トランペット Trumpet

高橋 敦 Osamu TAKAHASHI

高橋 敦 Osamu TAKAHASHI
東京都交響楽団首席奏者
洗足学園音楽大学客員教授
上野学園大学客員教授
東京音楽大学講師

最近ではフリーの演奏家、音大生以外に学校教師、高校生など実に幅広い方面から参加して頂いてます。立場はそれぞれ違いますが、1人あたり3~4回の個人レッスンや、合奏能力を高める為に参加者全員でアンサンブルを取り上げて発表したり、マスタークラスとは別に設けたオーケストラ・スタディの体験レッスンと充実した一週間を通し、演奏技術の向上のみならず、様々な音楽表現や自身の音楽性の成長を実感し、音楽祭後の生活にも役立ててもらっています。ファイナルコンサートでは講師と共にオーケストラの演奏も行います。過去の参加者の多くは国内外のオーケストラで活躍しています。

ホルン Horn

日高 剛 Takeshi HIDAKA

日高 剛 Takeshi HIDAKA
東京藝術大学准教授
洗足学園音楽大学客員教授
国立音楽大学講師
元NHK交響楽団ホルン奏者

ホルンを演奏する上で必要な表現力やアンサンブル能力が少しでも向上できるよう、基礎練習や音楽表現からのアプローチだけでなく、楽器の構え方や口腔内の状態、姿勢と呼吸の関係といった身体的なアプローチからも取り組みます。この双方向のアプローチが重要であると考えています。個人レッスンが基本ですが、基礎練習のトレーニングなど、グループで行う場合もあります。オーケストラ・スタディでは一人で演奏する場合の演奏法、また、セクションで演奏する場合のバランスの取り方など、大胆かつきめ細かく対応します。クラス内のディスカッションも行いながら、アンサンブルに必要な「和」を育んでいけるよう心がけています。大自然に囲まれた霧島にて、貴重な音楽体験と喜びを、ホルンを演奏して共に体感しましょう。

声楽 vocal

アンドレア・ロスト Andrea ROST

アンドレア・ロスト Andrea ROST
ウィーン国立歌劇場、スカラ座、MET他、世界5大歌劇場を制覇したプリマドンナ

アンドレア・ロストは、オペラ歌手として世界の五大歌劇場を制覇したハンガリーが誇る世界的プリマドンナ。2015年に霧島国際音楽祭に出演した際に、ヴィルサラーゼ・クラスを聴講するなど、綿密に準備を重ね、満を持してマスタークラスを開催します。クラスでは、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」を課題曲とし、音楽祭終盤の声楽クラス・コンサートで披露します。「私は日本が大好き。再び霧島に行くことが今から楽しみです!」

室内楽 Chamber music

◇室内楽クラスについて

室内楽クラスは、当音楽祭設立当初の精神を引き継ぐ柱となるクラスです。個人応募の受講生は、プロの演奏家と一緒に室内楽を組み、演奏会に向けてリハーサルを行う、その過程をレッスンとします。そしてその内の少なくとも1曲を、実際にコンサートで演奏します。一緒に演奏するのは、下記に掲載されているトップクラスの演奏家たちです。

室内楽マスタークラス参加予定アーティスト
ヴァイオリン:山本友重、長原幸太、リ・イーチン、川久保賜紀
ヴィオラ:篠﨑友美、百武由紀、鈴木学
チェロ:菊地知也、上村文乃、ホワン・ソジン
管楽器:小池郁江(Fl)、広田智之(Ob)、三界秀実(Cl)、岡本正之(Fg)  ほか

練木 繁夫 Shigeo NERIKI

ピアノ
練木繁夫 Shigeo NERIKI

桐朋学園大学専任教授
国立音楽大学招聘教授
相愛大学客員教授
エリザベート音楽大学で指導
2015年までインディアナ大学教授

ソリストと室内楽奏者が区別されていた時代は遠く去り、未来を担うピアニストにとって、今や室内楽は、ソロ、コンチェルトと同様に極めなくてはならない分野です。室内楽は地味な存在と言われていますが、自らの作品を地味に仕上げた作曲家は1人もいません。さあ、素晴らしい霧島で大きな室内楽に接し自分を大きく育てましょう。
※希望者は室内楽と同時に、練木先生によるピアノ・ソロレッスンも受講可能

松原 勝也 Katsuya MATSUBARA

ヴァイオリン
松原 勝也 Katsuya MATSUBARA

東京芸術大学教授
元新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター

室内楽クラスは、受講生の皆さんと私たち講師が講習会の最後に開催されるコンサートに向けてリハーサルを重ねていくアンサンブルの実践プログラムです。弦楽四重奏、ピアノトリオ、デュオなど様々な編成で受講生・講師のグループが組まれます。私たちが音楽的経験の中で培ってきたものを伝えるだけでなく、皆さんからもいろいろな意味で刺激をもらい、共に高め合えるような素晴らしい2週間にできたらと心より願っています。

田中 雅弘 Masahiro TANAKA

チェロ
田中 雅弘 Masahiro TANAKA

東京都交響楽団首席奏者
第9回チャイコフスキー国際コンクール・ファイナリスト、ディプロマ賞受賞
当音楽祭修了生

日本の第一線で活躍している演奏家の方々と室内楽を組み、寝食を共にしながら一つの音楽を作り上げていく課程を共有できることは、皆さんにとってとても貴重な経験となることでしょう。このような素晴らしい経験を味わえるのは霧島国際音楽祭ならではだと思います。ソロクラスを受講する方も室内楽クラスの受講ができますので、是非たくさんの方にご参加頂きたいと思います。

体験レッスン講師陣 Faculty (Optional Lessons)

室内楽 Chamber Music

練木 繁夫 Shigeo NERIKI
松原 勝也 Katsuya MATSUBARA
田中 雅弘 Masahiro TANAKA

他 other